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読売新聞のお買い得情報
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最速への挑戦―新幹線「N700系」開発 価格: 1,890円 レビュー評価:4.5 レビュー数:2 JRの広報活動の一環的書物です。カラー写真が豊富で鉄道マニア垂涎の品となっています。技術者の情熱だけではなく経営陣の情熱も感じることができます。 |
津田梅子 (朝日文芸文庫) 価格: 500円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1 津田梅子伝は津田塾関係から正式なものが出ていますが、これはそこから少し外れて、梅子が7歳から11年間滞在した、アメリカの母親とも言える、アデリン・ランマン夫人との30年間の往復書簡(英文)を基に、著者の大庭みな子が、梅子の個人的な感情や意識にせまった好著です。
著書自身が津田塾大卒業と言うこともあり、やや梅子を神格化している面もありますが、正史には無い梅子の個人的な思いなどが随所に覗け、又、明治開化期の日本の上流社会の様子も判り、興味深いです。
それにしても、梅子に限らず、同時期にアメリカへ留学した女性が、「国のためなら死んでも良い」と平気で言っているのには驚きま |
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日本語「日めくり」一日一語 (中公新書ラクレ) 価格: 735円 レビュー評価: 5.0 レビュー数:1 自分が正しいと思っている言葉でも誤用していることは多からずあるはずだ。漢字や日本語よりも英語や外国語に重きを置く時代柄、それは致し方ないことだろう。しかし逆説的に、そのような時代だからこそ日本語を勉強する必要性が高まってくるのではないか。 本書は日本語の何気ない疑問に答えてくれる一著だ。誤用しがちな言葉や予想もつかないような語源を容易に解説してくれる。また、一語につき200語程度で説明しているので、肩肘張らずに気軽に読み進めていくことが出来るはずである。 活用法としてはノートにまとめるのも良策だが、私は主にパソコンの立ち上げ時など、ちょっとした時間にパラパラと繰っている。そのよ |
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読売VS朝日―社説対決50年 (中公新書ラクレ) 価格: 756円 レビュー評価:3.5 レビュー数:7 理想をともなわない現実主義者は堕落した人間であり、現実をともなわない理想主義者は愚かな人間だ。
日本で言えば前者が自民党と読売新聞、後者が社会党と朝日新聞であり、この本を読めば、どちらがより性質が悪いか理解できると思います。
ある程度、理念や言動に縛られる政治家や政党と違い(現に社会党は崩壊した)、朝日新聞は時に「商業左翼」と揶揄されるほど突然、手の平を返す社説を書くことがあり(例えば、それまで同士だった社会党を突然、批判し始める)、この本のように過去の社説をまとめて読める本は、とても便利です。
自国民を弾圧して殺 |
20世紀 大日本帝国 (中公文庫) 価格: 680円 レビュー評価:3.5 レビュー数:4 まず、驚いたのは日本人探検団の話です。
あの時代から世界を又にかけて活躍する日本人多くいた事には驚きました。
また、東郷提督と三笠のエピソードも凄く興味深かったです。
なんといっても一番驚いたのは張作霖事件の首謀者河本大作氏の自宅に訪れた
メンバーのそうそうたる顔ぶれです。
関東軍の高官板垣征四郎、満州事変の立役者石原莞爾、男装の麗人川島芳子、
国家主義者の急先鋒大川周明、甘粕事件の甘粕正彦などなどもはや歴史上の
人物ともいえる人々が頻繁に訪れていたそうです。
非常に数々の面白い話、興味深い話が目 |
自民党を壊した男小泉政権1500日の真実 価格: 1,575円 レビュー評価:3.5 レビュー数:6 改めて感じたのが経済財政諮問会議の重み。01年度にはまだ財務大臣だった宮沢元首相が、予算編成の実権は民間委員に与えないと立ちはだかったが、小泉は諮問会議を「改革の司令塔に位置づける」と宣言して、諮問会議からのトップダウン方式に大きく舵をとった。この結果、夏場の経済見通しを踏まえて7月末に「予算の全体像」を示し、財務省はこの大枠を元に各省庁からの概算要求をまとめる、という流れに変ったという。つまり「予算というビルは、諮問会議・内閣府が建て、財務省はその中の間仕切りをやっているだけに変った」(p.179)わけだ。こんなところにも、トップダウンによる経済統制を極限にまで推し進めた、岸−福田ライン |
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海を渡る新幹線―アジア高速鉄道商戦 (中公新書ラクレ) 価格: 756円 レビュー評価:4.0 レビュー数:1 ずいぶん昔の話だが、アメリカのロッキード社が自社開発の旅客機トライスターを全日空に売り込むために、時の首相に多額の賄賂を渡した事件(ロッキード事件)があった。
本書では日本の台湾、中国への新幹線売り込みをドキュメンタリータッチで描いている。
「新幹線は世界最高の鉄道技術であり、開業以来1名の乗客死亡事故を出しておらず安全性、信頼性は極めて高い。」という自負のもと、あくまで「技術的優位性」で勝負するのが日本の基本姿勢であった。
ところが、それで勝負がつくほど海外市場は甘くない。冒頭の「露骨な賄賂」は、今はさすがにないだろうが、売り込む相手国の実 |
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